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読書課題とコンクールのまとめ|感想画・推薦文・レポートの進め方

読書課題とコンクールのまとめ|感想画・推薦文・レポートの進め方 コンクール・感想画・推薦文・レポート
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夏休みや秋に学校から「読書感想画を描く」「本の推薦文を書く」「読書レポートを出す」といった読書課題が出たけれど、何から手をつければいいのか、コンクールに出すものと普通の宿題は何が違うのか、分からなくなっていませんか?

この記事では、学校で出される読書課題とコンクールの種類、代表的な全国コンクールのしくみ、どの課題にも使える進め方の手順をまとめて解説します。

読み終えるころには、自分に出された課題がどの種類なのかが分かり、本選びから提出まで、何をいつまでにやればいいのかを決められるようになります。

読書課題とコンクールは「形式」と「締め切り」を先に確認する

読書課題とコンクールは「形式」と「締め切り」を先に確認する

読書課題は、感想文・感想画・推薦文・レポートなど出す形式によって準備の仕方が変わるので、最初に「何を・いつまでに・どこへ出すか」を確認するのがいちばんの近道です。

学校の読書課題には、クラスの中だけで読む宿題と、学校を通してコンクールに応募する作品の2つがあります。

コンクールに出す場合は、字数や用紙の大きさ、応募票の書き方などの決まりがあり、決まりに合っていない作品は審査の対象にならないこともあります。

まずは配られたプリントを見て、次の3つをメモしておきましょう。

  1. 形式:文章か、絵か、カードやポップか
  2. 決まり:字数・用紙の大きさ・対象の本(課題図書や指定図書があるか)
  3. 締め切り:学校への提出日(コンクールの締め切りより早いことが多い)

読書感想文の全国コンクールも、読書感想画の全国コンクールも、締め切りは都道府県ごとに違い、個人ではなく在籍している学校を通して応募するしくみです。

そのため、提出日は必ず学校の先生の指示で確認してください。

学校で出される読書課題の種類

学校で出される読書課題の種類

読書課題は、大きく分けると「文章で書くもの」と「絵やデザインで表すもの」があります。

読書感想文

本を読んで心が動いたことと、その理由を、自分の体験と重ねて文章にするものです。

読書課題の中でいちばん多く出されるもので、字数は学年によって800字〜2,000字程度が一般的です。

学年別の書き方やおすすめの本は、読書感想文の書き方まとめ|学年別の字数・構成・本の選び方にまとめています。

読書感想画

本を読んで心に浮かんだ場面や思いを、1枚の絵に表すものです。

本の挿絵をまねるのではなく、自分が想像した場面を自分なりに描くことが求められます。

推薦文・紹介文・読書ポップ

自分が読んだ本を、まだ読んでいない人に「読んでみたい」と思ってもらうために書くものです。

感想文が「自分の心の動き」を中心に書くのに対し、推薦文や紹介文は「読む人にとっての魅力」を中心に書くのが違いです。

読書レポート・読書体験記

読書レポートは、本の内容を要約し、それについての自分の考えを筋道立てて書くもので、中学生・高校生・大学生の課題によく出されます。

読書体験記は、1冊の本や読書をきっかけに自分がどう変わったかを、体験として書くものです。

読書標語・読書ポスター

読書週間などに合わせて、読書をすすめる短い言葉や絵をつくる課題です。

作り方は読書標語の作り方|小学生・中学生の例と五七五のコツと読書ポスターの描き方|小学生・中学生のテーマ・構図・標語のコツで紹介しています。

学校で出される読書課題の種類
学校で出される読書課題の種類

代表的な読書コンクール|感想文と感想画の全国コンクール

代表的な読書コンクール|感想文と感想画の全国コンクール

学校を通して応募する読書コンクールの代表が、青少年読書感想文全国コンクールと読書感想画中央コンクールです。

どちらも公益社団法人全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催しています。

青少年読書感想文全国コンクール

2026年度は第72回で、小学校低学年・中学年・高学年、中学校、高等学校の5つの部に分かれ、それぞれ課題図書を読む「課題読書」と自由に選んだ本を読む「自由読書」で応募できます。

本文の字数は、小学校低学年が800字以内、中学年・高学年が1,200字以内、中学校・高等学校が2,000字以内です。

作品は原稿用紙に縦書きで自筆し、学校を通して応募します。

読書感想画中央コンクール

2026年度は第38回で、小学校低学年(1〜3年生)・小学校高学年(4〜6年生)・中学校・高等学校の4つの部に分かれ、主催者が選んだ指定図書を読む「指定読書」と「自由読書」があります。

絵の大きさは36cm×25cm以上、55cm×40cm以下と決められていて、作品の裏には200字以内の「作画感想」を貼ります。

読書感想画中央コンクールは38都道府県で実施されていて、山口県と九州地区では独自のコンクールが行われています。

読書感想文と読書感想画の全国コンクールの比較
読書感想文と読書感想画の全国コンクールの比較

読書課題の進め方|どの課題にも使える5ステップ

読書課題の進め方|どの課題にも使える5ステップ

感想文でも感想画でも推薦文でも、進め方の基本は同じです。

ステップ1:決まりと締め切りを書き出す

プリントを見て、形式・字数や大きさ・対象の本・提出日をノートの1ページ目に書き出します。

提出日から逆算して、「本を読み終える日」「下書きを終える日」も決めておくと安心です。

ステップ2:本を選ぶ

課題図書や指定図書があるときは、その中から自分が読みたいと思える本を選びます。

自由に選べるときは、自分の好きなことや、最近気になっていることに関係する本を選ぶと、書くことが見つかりやすくなります。

ステップ3:読みながら付せんとメモを残す

心が動いたページに付せんを貼り、「なぜそう感じたか」を一言メモしておきます。

感想画の場合は、描いてみたい場面や色のイメージもメモしておくと、あとで構図を考えるときに役立ちます。

ステップ4:下書き・下絵をつくる

いきなり清書せず、メモを並べ替えて組み立てを考えます。

文章なら段落ごとに書くことを決め、絵なら小さな紙に何枚か下絵を描いて選びます。

ステップ5:清書して、決まりを見直す

最後に、字数・用紙の大きさ・名前や学年などの記入もれがないかを確認して提出します。

ほかの人の文章や絵、本の挿絵をまねた作品は、コンクールでは審査の対象外になることがあります。

読書課題の進め方5ステップ
読書課題の進め方5ステップ

課題図書・指定図書の選び方

課題図書・指定図書の選び方

コンクールには、主催者が毎年選ぶ本があります。

読書感想文のコンクールでは「課題図書」、読書感想画のコンクールでは「指定図書」と呼ばれます。

課題図書と自由読書、どちらを選ぶ?

課題図書や指定図書は、学年に合わせて選ばれているので、内容が年齢に合っていて、考えるきっかけが多い本がそろっています。

一方で、自由読書は好きな本を選べるので、自分の思いを書きやすいのが良いところです。

第71回の読書感想文全国コンクールで内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞に選ばれた10作品のうち、8作品は自由読書でした。

課題図書を選ばないと不利になる、ということはありません。

ほかの学年の課題図書を選んだ場合

読書感想文の全国コンクールでは、自分の学年とは違う部の課題図書を読んで書いた場合は、「自由読書」として応募します。

読書感想画中央コンクールでも、指定図書を該当の部以外で使う場合は自由読書として応募できます。

よくある質問

よくある質問

読書コンクールには個人で応募できる?

青少年読書感想文全国コンクールと読書感想画中央コンクールは、どちらも学校を通して応募するしくみで、個人や塾からの直接の応募は受け付けていません。

在籍している学校が参加しているかどうかは、学校に確認してください。

読書課題の締め切りはいつ?

全国コンクールの締め切りは都道府県ごとに違い、学校の提出日はそれより早く設定されます。

夏休みの宿題として出されることが多いので、配られたプリントの日付を確認しましょう。

電子書籍で読んだ本でも応募できる?

青少年読書感想文全国コンクールでは、紙の本に限るとされていて、電子書籍を読んでの応募はできません。

ほかのコンクールや学校の課題では決まりが違うこともあるので、それぞれ確認してください。

感想文と推薦文はどう違う?

感想文は「本を読んで自分がどう感じ、どう変わったか」を中心に書きます。

推薦文は「読む人にとってこの本のどこが魅力か」を中心に書き、読んでみたいと思ってもらうことが目的です。

漫画や図鑑は読書課題に使える?

読書感想文の全国コンクールでは、教科書や雑誌などを除けば、漫画や写真集、図鑑、辞典でも自由読書として応募できるとされています。

学校の課題では独自の決まりがあることもあるので、先生に確認しておくと安心です。

読書課題は親が手伝ってもいい?

本選びの相談にのったり、読んだ感想を聞いてあげたりするのは、子どもが考えを深める助けになります。

ただし、文章や絵そのものは子ども自身の言葉と手で仕上げることが大切です。

まとめ:読書課題は「決まりの確認」から始める

まとめ:読書課題は「決まりの確認」から始める

学校の読書課題とコンクールのポイントを振り返ります。

知りたいこと 答え
最初にやること 形式・決まり・締め切りを書き出す
読書感想文の全国コンクール 5つの部、課題読書と自由読書。字数は800字〜2,000字以内
読書感想画の全国コンクール 38都道府県で実施。4つの部、指定読書と自由読書
応募のしかた どちらも学校を通して応募。個人の応募は不可
進め方 決まりの確認→本選び→メモ→下書き→清書と見直し

読書課題は、形式が違っても「本を読んで心が動いたところを見つける」ことが出発点です。

まずは提出日を確認して、読む本を1冊決めるところから始めてみてください。

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