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チャットGPTで読書感想文は書いていい?バレる理由と使い方の線引き

チャットGPTで読書感想文は書いていい?バレる理由と使い方の線引き 読書感想文の書き方・おすすめ本
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読書感想文の締め切りが近づいて、「チャットGPTに書いてもらえば一瞬なのでは?」「でも先生にバレたらどうしよう」と迷っていませんか?

この記事では、チャットGPTで読書感想文を書いていいのかを、文部科学省のガイドラインやコンクールの決まりをもとに整理し、バレる理由と、ズルにならない使い方の線引きを解説します。

読み終えるころには、AIに任せてはいけない部分と手伝ってもらってよい部分の区別がつき、自分の言葉で感想文を仕上げる近道が分かるようになります。

チャットGPTで読書感想文を書くのはNG|考える手伝いまでにとどめる

チャットGPTで読書感想文を書くのはNG|考える手伝いまでにとどめる

チャットGPTに書かせた読書感想文を、自分の作品として提出するのはやめましょう。

文部科学省が2024年12月に公表した「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」では、コンクールの作品やレポートについて、生成AIの生成物をほぼそのまま自分の成果物として応募・提出することを「不適切と考えられる例」に挙げています。

一方で、言葉の意味を調べたり、考えを引き出す質問をしてもらったりする使い方まで、すべて禁止されているわけではありません。

ただし、使ってよいかどうかは学校や先生の方針によって違うので、まずは宿題のプリントや先生の説明を確認するのが先です。

また、チャットGPTには年齢の決まりがあり、提供元のOpenAIは13歳未満の利用を認めておらず、18歳未満は保護者の許可が必要としています。

小学生が自分で使うことは想定されていない、という点も知っておきましょう。

チャットGPTと読書感想文の基本ルール
チャットGPTと読書感想文の基本ルール

読書感想文をチャットGPTに書かせてはいけない理由

読書感想文をチャットGPTに書かせてはいけない理由

「バレなければいい」と考える前に、AIに書かせることで起きる問題を知っておきましょう。

コンクールでは「個人のオリジナル」が条件

青少年読書感想文全国コンクールの応募要項では、作品は「個人のオリジナルで未発表の作品に限ります」とされ、盗作や不適切な引用があった場合は審査対象外になることがあると書かれています。

学校で書いた感想文は、そのままコンクールに出されることも多いので、AIの文章が混ざっていると学校や主催者に迷惑をかけることにもなります。

なお、同コンクールは原稿用紙に自筆で書くことが条件で、デジタル機器で書いたものは原則として応募できません。

本の内容をまちがえることがある

生成AIは、もっともらしい文章を作るのが得意な一方で、本に書かれていない場面や、実在しない登場人物のせりふを作ってしまうことがあります。

本を読んだ人が見ればすぐに分かるまちがいが入ると、感想文そのものの信頼がなくなります。

読書感想文の目的が果たせない

コンクールの公式Q&Aでは、読書感想文を書く理由を「書くことによって考えを深められるから」と説明しています。

AIに書かせると、本を読んで自分が何を感じたのかを考える時間そのものがなくなり、宿題の意味がなくなってしまいます。

ChatGPTの読書感想文がバレると言われる理由

ChatGPTの読書感想文がバレると言われる理由

AIで書いた文章かどうかを、機械だけで確実に見分けられるとは限りません。

それでも「バレる」と言われるのは、読み手である先生が、文章の中身から違和感に気づきやすいからです。

ふだんの文章と書きぶりが違う

先生は、授業の作文やノートで、生徒一人ひとりの書きぶりを知っています。

急に言葉づかいが大人びていたり、どの段落も同じ調子で整いすぎていたりすると、目にとまりやすくなります。

体験が具体的でない

AIの文章は、「友だちとの関係に悩んだことがある」のような、だれにでも当てはまる書き方になりがちです。

いつ、だれと、何があったのかという具体的な体験がない感想文は、読み手に本人の言葉として伝わりません。

口頭で聞かれると答えられない

文部科学省のガイドラインでは、読書感想文やレポートを課題にする場合の留意点として、自分自身の経験を踏まえた記述になっているか、事実関係に誤りがないかといった評価の視点をあらかじめ決めておくことや、口頭で発表する機会を設けることが挙げられています。

「どうしてこう思ったの?」と聞かれて答えられない感想文は、だれが書いたものでも評価されません。

チャットGPTを読書感想文に使うときの線引き

チャットGPTを読書感想文に使うときの線引き

学校が生成AIの利用を認めている場合でも、どこまで任せてよいかの線引きは大切です。

目安は、「考えるのは自分、AIは質問役と辞書役」です。

使ってもよいと考えられる使い方

  • 本に出てきた知らない言葉や、時代背景を調べる
  • 自分の感想を深めるための質問を出してもらう
  • 自分で書いたメモを見せて、構成の順番を相談する
  • 自分で書き上げた文章の誤字や、ねじれた文を指摘してもらう

やってはいけない使い方

  • 本文をまるごと書かせて、写す・書き写す
  • 本を読まずに、AIのあらすじだけで書く
  • AIが作った体験談を、自分の体験として書く
  • AIの文章を少しだけ言いかえて、自分の文章のように見せる

誤字の指摘などでAIを使った場合も、学校のルールで申告が求められていれば、正直に伝えましょう。

チャットGPTを使ってよい使い方とやってはいけない使い方
チャットGPTを使ってよい使い方とやってはいけない使い方

チャットGPTを考える手伝いに使うやり方

チャットGPTを考える手伝いに使うやり方

学校で使ってよいと言われている場合の、ズルにならないやり方を紹介します。

ステップ1:本を読んでメモを作ってから開く

最初にAIを開くのではなく、本を読み終えて、心に残った場面と一言の感想をメモしてから使います。

メモがないままAIに聞くと、AIの考えに引っぱられて、自分の感想が分からなくなるからです。

ステップ2:「質問して」と頼む

「読書感想文を書いて」ではなく、「本を読んで考えたことを深めたいので、わたしに質問を3つしてください」と頼みます。

出てきた質問に、自分の言葉でノートに答えていくと、それが感想文の材料になります。

このとき、名前や学校名などの個人情報は入力しないようにしましょう。

ステップ3:書くのは自分、見直しに使う

本文は自分で原稿用紙やノートに書きます。

書き終えたあとで、誤字や分かりにくい文がないかを確かめる使い方なら、文章の中身は自分のものとして残ります。

書き方の基本は読書感想文の書き方|構成・書き出し・原稿用紙のルールを5ステップでで確認できます。

チャットGPTを質問役として使う3ステップ
チャットGPTを質問役として使う3ステップ

ChatGPT以外の読書感想文アプリは無料でもおすすめできる?

「読書感想文を自動で作る」とうたう無料のアプリやサイトもありますが、中身はチャットGPTと同じく文章を生成するしくみであることが多く、提出用の文章を作らせる使い方は同じ理由でおすすめできません。

使う場合は、提供元の利用規約で年齢の条件を確かめ、保護者と相談してからにしましょう。

よくある質問

よくある質問

チャットGPTで書いた読書感想文は先生にバレる?

機械で確実に見分けられるとは限りませんが、ふだんの文章との違いや、具体的な体験がないことから、先生が違和感に気づくことは少なくありません。

口頭で感想を聞かれて答えられなければ、書いた本人でないことはすぐに分かってしまいます。

チャットGPTに読書感想文を手直ししてもらうのはあり?

学校が認めていれば、自分で書いた文章の誤字や文のねじれを指摘してもらう程度の使い方は考えられます。

文章を丸ごと書き直させると、自分の作品ではなくなるので注意しましょう。

小学生がチャットGPTで読書感想文を書いてもいい?

OpenAIは13歳未満の利用を認めていないので、小学生が自分で使うことは想定されていません。

保護者が本の内容を確かめるために使う場合も、子どもの感想文の文章は子ども自身に書かせましょう。

AIチャットで作ったあらすじを使うのはだめ?

AIのあらすじは本の内容をまちがえることがあるので、自分で読んで確かめずに使うのは危険です。

あらすじは短くてよいので、自分で読んだ内容を自分の言葉でまとめましょう。

読書感想文コンクールで生成AIは使える?

第72回の応募要項には生成AIについての個別の記述はありませんが、作品は個人のオリジナルであることが条件で、原稿用紙に自筆で書く決まりです。

AIの文章を書き写して応募するのは、オリジナルの条件に反すると考えておくのが安全です。

チャットGPTを使わずに早く書くコツは?

本を読みながら付せんをはり、心に残った場面を2〜3つにしぼってから書き始めると、手が止まりにくくなります。

先に「はじめ・なか・おわり」に書くことを一文ずつメモしておけば、あとはメモをふくらませるだけで本文になります。

まとめ:チャットGPTは「質問役」、書くのは自分

まとめ:チャットGPTは「質問役」、書くのは自分

チャットGPTと読書感想文の関係をふり返ります。

知りたいこと 答え
書かせて提出していい? NG。文部科学省のガイドラインでも不適切な例とされている
使ってよい場面 学校が認めていれば、言葉調べ・質問役・誤字の確認
バレる理由 書きぶりの違い・具体的な体験がない・口頭で答えられない
年齢の決まり 13歳未満は利用不可、18歳未満は保護者の許可が必要(OpenAI)
コンクール 個人のオリジナルが条件。原稿用紙に自筆

AIに任せてよいのは考えるきっかけまでで、感想文の文章は自分の言葉で書くものです。

まずは本を読み、心に残った場面を一つメモするところから始めてみてください。

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