読んだ本を記録したい、スマホで手軽に本を読みたい、同じ本を読んだ人の感想も知りたいと思って読書アプリを探しても、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からなくなっていませんか?
この記事では、読書アプリを「記録する」「読む」「つながる」の3つの目的に分けてまとめ、代表的なアプリの特徴と、目的に合った選び方を解説します。
読み終えるころには、自分に必要な読書アプリがどの種類なのかが分かり、迷わずに最初の一つを選べるようになります。
読書アプリまとめ|目的は「記録する・読む・つながる」の3つ

読書アプリは、読んだ本を残す「記録・管理アプリ」、スマホで本を読む「読書用アプリ」、感想を通じて人とつながる「交流・発信の場」の3種類に分けると選びやすくなります。
「読書アプリ」と一口にいっても、できることはまったく違います。
読んだ本の冊数を記録したい人と、電子書籍を読みたい人では、選ぶべきアプリがそもそも別物です。
まずは自分が何のためにアプリを使いたいのかを決め、その目的のアプリの中から比べるのが、失敗しない選び方です。
ひとつのアプリで全部をまかなおうとせず、「記録は記録アプリ、読むのは電子書籍アプリ」と使い分ける人も少なくありません。

読書を記録・管理するアプリ

読んだ本や読みたい本を登録して、読書の記録を残すためのアプリです。
読んだ冊数が見えるようになると、読書を続ける励みになります。
読書メーター
読書メーターは、読んだ本を登録すると、読んだ冊数とページ数が自動でグラフになるサービスです。
本を「読んだ本」「読んでる本」「積読本」「読みたい本」の4つの状態に分けて管理でき、ほかの人の感想を読んだり、自分の感想を投稿したりできます。
運営は株式会社ドワンゴで、ウェブ版とiPhone・Androidのアプリがあり、会員登録は無料です。
読書メーターでできることや使い方、ランキングの見方は、読書メーターとは?できることと使い方|ランキング・評判も解説でくわしく解説しています。
ブクログ
ブクログは、自分だけの「本棚」を作る感覚で読書を記録できるサービスです。
スマホのカメラで本のバーコードを読み取って登録でき、感想やレビューも書けます。
基本の機能は無料で、2025年6月には広告の非表示などが使える有料の「ブクログプレミアム」が始まりました。
読書管理ビブリア
読書管理ビブリアは、読んだ本とメモをシンプルに記録できるiPhone向けのアプリです。
バーコードで本を登録し、本ごとにメモや感想を残せます。
App Storeでは無料で配信されていて、アプリ内課金もあります。
| アプリ | 特徴 | 対応 |
|---|---|---|
| 読書メーター | 読書量のグラフ化・感想の交流が得意 | ウェブ・iPhone・Android |
| ブクログ | 本棚づくり・バーコード登録 | ウェブ・iPhone・Android |
| 読書管理ビブリア | シンプルな記録とメモ | iPhone |
本を読むためのアプリ

スマホやタブレットで本そのものを読むためのアプリです。
電子書籍ストアのアプリ
電子書籍ストアで買った本は、そのストアの専用アプリで読むのが一般的です。
文字の大きさを変えられる、何冊でも持ち歩ける、夜でも明かりなしで読めるといった点が、紙の本にはない便利さです。
読み放題のサブスクと聴く読書
月額料金で対象の本が読み放題になるサービスや、プロのナレーターが本を朗読してくれるオーディオブックのサービスもあります。
料金や読める本はサービスごとに違い、変わることもあるので、申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
無料で本を読む方法
お金をかけずに読みたい人には、青空文庫のような無料で読めるサービスがあります。
青空文庫は、著作権が切れた作品などをボランティアが入力して公開しているインターネット上の図書館で、登録なしで読めます。
夏目漱石や芥川龍之介、宮沢賢治などの名作を、スマホのブラウザや対応アプリで読むことができます。
あわせて読みたい:読書メーターにログインできないときの対処法|原因別の確認手順
読書仲間とつながる・読書を発信する

読書は一人で楽しむものですが、感想を分かち合うと、本の楽しみ方が広がります。
感想を通じてつながる
読書メーターには、自分が読んだ本についてほかの人の感想を読める「共読」や、読んだ本の傾向が近い人が分かる「相性」といった機能があります。
同じ本を読んだ人の感想を読むと、自分では気づかなかった見方に出会えます。
ブログや動画、SNSで発信する
読んだ本の感想を、ブログや動画、SNSの読書用アカウントで発信する人も増えています。
自分の言葉で紹介すると、内容を思い出す機会になり、読んだ本が記憶に残りやすくなります。
読んだあとに一言でも書き残すことの良さは読書の効果|研究で分かっている読書の良さと根拠が弱い話でも紹介しています。
目的別|自分に合った読書アプリの選び方

ここまでの内容を、目的ごとに整理します。
読んだ本を忘れないように残したい
読書記録アプリを選びましょう。
人に見られずに記録したいならメモ中心のシンプルなアプリ、ほかの人の感想も読みたいなら交流機能のあるサービスが向いています。
スマホで手軽に本を読みたい
電子書籍ストアのアプリや読み放題のサービスを選びます。
まずは無料で読める名作から試して、スマホで読む感覚に慣れてから有料のサービスを検討するのもおすすめです。
読書の習慣をつけたい
読んだページ数や冊数がグラフで見えるアプリは、続けるほど記録がたまるので、習慣づくりに向いています。
最初から複数のアプリを入れると続かなくなりやすいので、まずは目的に合ったアプリを一つだけ使ってみるのがおすすめです。

読書アプリを使うときの注意点

便利な読書アプリですが、使い始める前に知っておきたい点もあります。
感想の公開範囲を確認する
交流型のサービスでは、投稿した感想がほかの人にも見える前提になっていることがあります。
読書メーターの公式ヘルプでも、非公開にできる項目として案内されているのは性別や誕生日などのプロフィールの項目で、感想そのものを非公開にする設定は案内されていません。
人に見せたくない記録を残したい場合は、非公開の設定があるか、あらかじめ確認しておきましょう。
有料プランと課金の内容を確認する
無料で使えるアプリでも、広告を消したり機能を増やしたりする有料プランがあることがあります。
申し込む前に、月額か年額か、無料のお試し期間があるかを確認しておくと安心です。
記録を別のアプリに移せるかを確認する
長く使うほど記録がたまるので、あとから別のアプリに乗りかえたくなることもあります。
読書メーターの公式ヘルプには、記録をファイルに書き出す機能の案内が見当たりません。
乗りかえの可能性がある人は、使い始める前にデータの書き出しや取り込みに対応しているかを調べておきましょう。

よくある質問

読書アプリは無料で使える?
読書メーターやブクログは、基本の機能を無料で使えます。
アプリによっては、広告の非表示や機能の追加ができる有料プランやアプリ内課金があります。
読書記録アプリはAndroidでも使える?
読書メーターとブクログは、iPhoneとAndroidの両方のアプリがあります。
読書管理ビブリアのように、iPhoneだけに対応しているアプリもあるので、ダウンロード前に対応機種を確認しましょう。
読書アプリで本を読むことはできる?
読書メーターやブクログは記録と交流のためのサービスなので、本そのものは読めません。
本を読むには、電子書籍ストアのアプリや、青空文庫のような無料で読めるサービスを使います。
読書アプリと紙の読書ノート、どちらがいい?
手軽さや検索のしやすさを重視するならアプリ、書く時間そのものを楽しみたいなら紙のノートが向いています。
アプリで冊数を記録し、特に心に残った本だけノートに書く、という使い分けもできます。
読書アプリで何を記録すればいい?
最初は、書名と読み終えた日だけでも十分です。
慣れてきたら、心に残った一文や一行の感想を加えると、あとで読み返したときに内容を思い出しやすくなります。
子どもでも読書アプリを使える?
サービスによって、利用できる年齢や保護者の同意についてのきまりが違います。
子どもが使う場合は、利用規約を保護者が確認し、交流機能を使うかどうかも家庭で話し合っておきましょう。
まとめ:読書アプリは目的を決めてから一つ選ぶ

読書アプリの種類と選び方を振り返ります。
| やりたいこと | 選ぶアプリの種類 |
|---|---|
| 読んだ本を残したい | 読書記録・管理アプリ(読書メーター・ブクログ・読書管理ビブリアなど) |
| スマホで本を読みたい | 電子書籍ストアのアプリ・読み放題・オーディオブック |
| 無料で名作を読みたい | 青空文庫など |
| 感想を分かち合いたい | 交流機能のあるサービス・ブログ・SNS |
読書アプリは、読書を続けるための道具です。
まずは目的に合ったものを一つ選び、今日読んだ本を一冊登録するところから始めてみてください。

