夜に本を読もうとすると部屋の照明だけでは手元が暗く、読書灯を買おうと思っても、クリップ式・スタンド型・充電式など種類が多くて、読書灯の選び方が分からなくなっていませんか?
この記事では、読書灯の選び方を「明るさ」「光の色」「置き方と形」「電源」の4つのポイントでまとめ、ベッドで使う、本に挟む、目に優しい、おしゃれ、お手ごろなど、目的別の選び方の考え方も紹介します。
読み終えるころには、自分の読書のスタイルに合う読書灯の条件がはっきりして、お店や通販で迷わずに選べるようになります。
読書灯の選び方は「明るさ・光の色・置き方・電源」の4つ

読書灯の選び方は、手元を十分に照らせる明るさか、読む時間帯に合った光の色か、読む場所に置ける形か、使いやすい電源か、の4つを確認すれば失敗しにくくなります。
読書灯は、部屋全体を照らす天井の照明とは別に、本を読む手元だけを照らすための明かりです。
部屋の照明と組み合わせて使うことで、手元に必要な明るさを確保しながら、部屋全体はまぶしすぎない状態にできます。
まずは下の4つのポイントを順番に確認して、自分に必要な条件を絞りこんでみましょう。
読む場所ごとの読書灯の選び方は、読書灯のおすすめと選び方|読む場所で選ぶ読書ライト・読書ランプでまとめています。

選び方1:読書に必要な明るさ

パナソニックが紹介しているJISの照明基準(住宅の推奨照度)では、読書の明るさの目安が場所ごとに示されています。
| 場所と行為 | 推奨照度の目安 |
|---|---|
| 書斎・子ども部屋での勉強・読書 | 750ルクス |
| 居間での読書 | 500ルクス |
| 寝室での読書 | 300ルクス |
天井の照明だけでは、この明るさに届かないことが多いため、手元を照らす読書灯を足すのが基本です。
明るさの見方
読書灯の明るさは、ルーメン(lm)で表す「全光束」や、ライトの真下の明るさを示す「直下照度(ルクス)」で書かれていることがあります。
直下照度は、測った距離(たとえば30cm)とあわせて確認すると、ほかの商品と比べやすくなります。
明るさを調節できると便利
明るさを何段階かに調節できる読書灯なら、勉強のときは明るく、寝る前は少し暗く、と使い分けられます。
選び方2:光の色(色温度)

照明の光の色は、色温度(K:ケルビン)で表されます。
電球色・昼白色・昼光色の違い
パナソニックの解説では、オレンジがかった電球色(約2700〜3000K)はリビングや寝室などくつろぐ場所に、青みがかった昼光色(約6200〜6500K)は勉強部屋や読書をする場所に向くとされています。
その中間の昼白色(約5000K)は、自然に近い色味です。
夜の読書は電球色が向く
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、寝る前に照明やスマホの強い光を浴びると、眠りに関わるホルモン(メラトニン)の分泌が抑えられるとして、夜は照明を明るすぎないように調節することをすすめています。
寝る前に読むなら電球色で明るさを抑えめに、勉強や仕事の本をしっかり読むなら白っぽい光で明るめに、と使い分けるのがおすすめです。

選び方3:置き方と形

読書灯は、どこで本を読むかで選ぶ形が変わります。
スタンド型(デスクライト)
机やサイドテーブルに置くタイプで、広い範囲を安定して照らせます。
机で勉強や仕事の本を読む人に向いています。
クリップ型
ベッドのヘッドボードや棚、机の端などに挟んで使うタイプです。
置く場所がない狭いスペースでも使え、ベッドで読む人にも使いやすい形です。
本に挟むタイプ・持ち運べるタイプ
本の表紙に挟む小さなブックライトや、充電式で持ち運べるライトは、旅行先や家族が寝ている部屋で読むときに便利です。
ただし、照らせる範囲が狭いものが多いので、ふだんの読書のメインの明かりにするかどうかは、明るさを確認してから選びましょう。
首にかけるタイプ(ネックライト)
首にかけて手元を照らすネックライトは、ソファやベッドなど、ライトを置いたり挟んだりする場所がないところで読みたいときに使えます。
体の向きを変えても光が一緒に動くのが良さですが、長時間かけていると首や肩が重く感じることもあるので、重さを確認して選びましょう。
あわせて読みたい:読書灯をベッドで使うコツ|寝ながら読める明るさ・置き方と選び方
選び方4:電源(コンセント・USB・充電式・乾電池)

読書灯の電源には、いくつかの種類があります。
| 電源 | 向いている使い方 |
|---|---|
| コンセント(ACアダプター) | 机やベッドなど、決まった場所で毎日使う |
| USB | パソコンやUSB電源の近くで使う |
| 充電式(コードレス) | コードを気にせず、部屋の中や旅行先で持ち歩く |
| 乾電池 | 停電時や、充電の手間をかけたくないとき |
充電式は、満充電で何時間使えるかを確認しておくと、読んでいる途中で消えてしまう心配が減ります。

読書灯選びで失敗しないための注意点

読書灯は、買ってから「思ったより使いにくい」と気づくことが少なくありません。
購入前に、次のポイントを確認しておきましょう。
アームや首の角度を変えられるか
光の向きを変えられないと、光が目に直接入ったり、手や頭の影が本に落ちたりします。
アームや首が自由に曲がるもの、光の角度を調整できるものなら、読む姿勢に合わせて照らす位置を変えられます。
設置する場所に合うサイズか
クリップ型は、挟める厚さに上限があります。
ヘッドボードや棚板の厚さを測ってから、クリップの対応サイズを確認すると安心です。
スタンド型は、サイドテーブルに置いたときに本やスマホを置く余裕が残るか、土台の大きさも見ておきましょう。
就寝前に使うならタイマーや調光があるか
寝る前に読む人は、明るさを細かく下げられる調光や、一定時間で消えるタイマーがあると便利です。
読みながら眠ってしまっても、明かりがつけっぱなしになるのを防げます。
LEDの読書灯は機種によって機能がかなり違うので、メーカーの公式サイトや説明書で仕様を確かめてから選んでください。
目的別の読書灯の選び方

読書灯は、使う場所や重視したいことによっても選び方が変わります。
ベッドで寝ながら読みたい
ベッドで読むなら、光が目に直接入らない位置に向けられる、首の角度を変えられるクリップ型やスタンド型が使いやすくなります。
寝ながら読むときの姿勢は読書を寝ながらする楽な姿勢|ベッドで仰向け・横向きに読むコツも参考にしてください。
目の疲れを減らしたい
十分な明るさがあること、光源が目に直接見えないこと、明るさを調節できることがポイントです。
目の疲れが気になる人は読書で目が疲れるときの対策|眼精疲労を防ぐ読み方と休憩のコツもあわせて読んでみてください。
部屋になじむデザインや、お手ごろな価格で選びたい
寝室やリビングに置くなら、インテリアになじむデザインやコードレスのものを選ぶと、使わないときも部屋がすっきりします。
無印良品やダイソー、ニトリなどでも読書に使えるライトが販売されているので、価格と機能を比べて選ぶのもおすすめです(取り扱いや価格は店舗や時期によって異なります)。
よくある質問

読書灯は部屋の照明を消して使うもの?
手元だけが明るく周りが真っ暗だと、明るさの差が大きくなり、目が疲れやすいと言われています。
部屋の照明も弱めにつけて、読書灯と組み合わせて使うのがおすすめです。
読書灯は何ルクスあればいい?
JISの住宅の推奨照度では、居間での読書は500ルクス、書斎や子ども部屋での勉強・読書は750ルクスが目安とされています。
寝室での読書は300ルクスが目安で、寝る前は明るくしすぎないことも大切です。
読書灯とデスクライトの違いは?
読書灯は読書のための手元の明かり全般を指す言葉で、机に置くデスクライトも読書灯として使えます。
ほかにも、クリップ型やブックライトなど、読む場所に合わせた形があります。
読書灯の色は電球色と昼白色どちらがいい?
くつろいで読むなら電球色、勉強や仕事の本をはっきり読みたいなら昼白色や昼光色が向いています。
色を切り替えられる読書灯なら、時間帯によって使い分けられます。
子どもの読書灯はどう選ぶ?
日本眼科医会は、子どもの近視対策として、本を読むときに十分な明るさを保つこと、目から30cm以上離して読むこと、30分に一度は遠くを見ることなどをすすめています。
明るさを十分に確保できる、安定したスタンド型を選ぶと安心です。
読書灯を使っても目が疲れるときは?
明るさや光の向きを見直し、こまめに休憩を入れてみてください。
それでも目の疲れや見えにくさが続くときは、眼科で相談しましょう。
まとめ:読書灯の選び方は4つのポイントから

読書灯の選び方を振り返ります。
| ポイント | 選び方 |
|---|---|
| 明るさ | 居間の読書500lx・書斎の勉強750lx・寝室300lxが目安。調光できると便利 |
| 光の色 | 夜のくつろぎは電球色、勉強は昼白色・昼光色 |
| 置き方と形 | 机はスタンド型、ベッドはクリップ型、外出先はブックライト |
| 電源 | 決まった場所はコンセント、持ち歩くなら充電式 |
読書灯は、部屋の照明と組み合わせて、手元と周りの明るさの差を大きくしすぎないことが大切です。
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