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読書感想文の書き方【小学生】|学年別のポイントと短い例文

読書感想文の書き方【小学生】|学年別のポイントと短い例文 読書感想文の書き方・おすすめ本
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小学生の子どもに読書感想文の宿題が出たけれど、何年生なら何をどこまで書けばいいのか、親はどこまで手伝っていいのか分からず、困っていませんか?

この記事では、小学生の読書感想文の書き方を、学年別のポイント、書く前の準備、親の手伝い方、オリジナルの短い例文まで解説します。

読み終えるころには、子どもの学年に合った書き方が分かり、親は質問で言葉を引き出す役に回って、子どもが自分の力で感想文を仕上げられるようになります。

読書感想文の書き方【小学生】は「好きな場面・理由・自分のこと」の3つを書く

読書感想文の書き方【小学生】は「好きな場面・理由・自分のこと」の3つを書く

小学生の読書感想文は、いちばん好きな場面、その場面が好きな理由、自分だったらどうするか(似たことがあったか)の3つを書けば、どの学年でも感想文の形になります。

小学生の感想文でよくある失敗は、あらすじを最初から最後まで書いて、最後に「おもしろかったです」で終わってしまうことです。

あらすじは短くして、自分がどう感じたかを中心に書くのが、小学生の感想文のポイントです。

学年が上がるにつれて、「理由」をくわしくしたり、「自分の体験」と比べたりと、書く内容を少しずつ深めていきましょう。

小学生の読書感想文に書く3つのこと
小学生の読書感想文に書く3つのこと

小学生の読書感想文のポイント|学年別の字数と目標

小学生の読書感想文のポイント|学年別の字数と目標

学校の宿題では先生の指示が優先ですが、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する青少年読書感想文全国コンクールの字数を目安として紹介します。

低学年(1・2年生):800字以内・原稿用紙2枚

好きな場面を一つ選び、そのときの気持ちを自分の言葉で書ければ十分です。

「〜がすきです。

なぜかというと〜だからです。

」という形が書けるようになることを目標にしましょう。

中学年(3・4年生):1,200字以内・原稿用紙3枚

好きな場面の理由を書いたうえで、「自分だったらどうするか」「似たことがあったか」を書き加えます。

登場人物の気持ちを想像して書けるようになると、感想文らしくなってきます。

高学年(5・6年生):1,200字以内・原稿用紙3枚

登場人物の行動に賛成か反対かを考えたり、読む前と読んだあとで自分の考えがどう変わったかを書いたりします。

本のテーマを、学校生活や家族のことと結びつけて考えられると、読みごたえのある感想文になります。

コンクールでは、題名・学校名・氏名は字数に数えず、句読点はそれぞれ1字に数えるとされています。

学年別の字数と目標
学年別の字数と目標

小学生の読書感想文を書く前の準備

小学生の読書感想文を書く前の準備

いきなり原稿用紙に向かうと、何を書けばいいか分からず手が止まってしまいます。

本は「読みたい」と思えるものを選ぶ

子どもが自分で「読みたい」と思った本を選ぶのがいちばんです。

主人公が同じくらいの年齢の本や、好きな動物・スポーツが出てくる本は、感想が出しやすくなります。

本の選び方は読書感想文のおすすめの本|書きやすい本の選び方とジャンル別の名作でも紹介しています。

読みながら付箋を貼る

おもしろい、かなしい、びっくりした、と感じたページに付箋を貼っておくと、あとで書く場面を選びやすくなります。

読み終えたら、話してからメモする

読み終えたら、どこがおもしろかったか、なぜそう思ったかを、まず口で話してもらいましょう。

話した言葉をメモに残しておけば、それがそのまま感想文の材料になります。

あわせて読みたい:読書感想文のおすすめの本【高校生】|近代文学・現代小説・戦争の名作

親の手伝い方|質問で言葉を引き出す

親の手伝い方|質問で言葉を引き出す

小学生、とくに低学年の感想文には、親のサポートが欠かせないこともあります。

手伝うのは「質問」まで

親ができるいちばんの手伝いは、質問して子どもの気持ちを言葉にすることです。

  1. いちばんおもしろかったのはどこ?
  2. どうしてそこがおもしろかったの?
  3. 〇〇(主人公)は、そのときどんな気持ちだったと思う?
  4. あなたが〇〇だったら、どうする?
  5. 似たようなことがあった?

文章は子どもの言葉で

親が文章を直しすぎたり、代わりに書いたりすると、子どもの感想文ではなくなってしまうので、表現が少しつたなくても子どもの言葉をそのまま生かしましょう。

誤字や原稿用紙の使い方のまちがいを一緒に確認するのは、清書の前にやってあげると安心です。

小学生の読書感想文の例文|学年別の短い見本

小学生の読書感想文の例文|学年別の短い見本

ここでは、著作権の切れた名作を題材にした、オリジナルの短い例文を紹介します。

そのまま写すのではなく、組み立て方の参考にしてください。

低学年の例:新美南吉『手袋を買いに』

「ぼくは、子ぎつねが、ぼうしやさんで人間の手ではなく、きつねの手を出してしまったところがいちばんすきです。

なぜかというと、ばれたらたいへんなのに、おみせの人がてぶくろをくれたからです。

ぼくも、おつかいでまちがえたとき、おみせの人がやさしくおしえてくれたことがあります。

」

中学年の例:宮沢賢治『注文の多い料理店』

「二人のしんしが、店の注文をいいように考えて、どんどん言うとおりにしてしまうところが、読んでいてこわかったです。

わたしも、自分に都合のいいように思いこんで、あとで失敗したことがあります。

これからは、おかしいなと思ったら立ち止まって考えたいです。

」

高学年の例:芥川龍之介『蜘蛛の糸』

「カンダタが『下りろ』とさけんだ瞬間に糸が切れた場面で、ぼくはカンダタを責める気持ちになれなかった。

もし自分が同じ立場だったら、同じことを言ってしまうかもしれないと思ったからだ。

自分だけが助かろうとする心は、だれの中にもあるのではないだろうか。

」

書き方の全体の流れは読書感想文の書き方|構成・書き出し・原稿用紙のルールを5ステップでで紹介しています。

親が聞く5つの質問
親が聞く5つの質問

よくある質問

よくある質問

小学生の読書感想文は何枚書けばいい?

学校の宿題では先生の指示に従ってください。

青少年読書感想文全国コンクールでは、低学年は800字以内(原稿用紙2枚)、中学年・高学年は1,200字以内(3枚)が目安です。

あらすじはどのくらい書けばいい?

感想を伝えるのに必要なところだけ、2〜3文で書けば十分です。

あらすじが長くなると、自分の気持ちを書く部分が少なくなってしまいます。

「おもしろかった」しか書けないときは?

「どこが?」「どうして?」と質問して、理由を言葉にしてもらいましょう。

「おもしろかった」の理由が書ければ、それだけで感想文らしくなります。

親はどこまで手伝っていい?

質問して言葉を引き出す、メモをとる、誤字を一緒に確認する、といった手伝いにとどめましょう。

文章そのものは、子どもの言葉で書かせてあげてください。

絵本で読書感想文を書いてもいい?

学校の宿題で絵本を使ってよいかは、先生の指示を確認してください。

低学年のうちは、絵本でも自分の気持ちを書く練習として十分に役立ちます。

題名はどうつければいい?

「『〇〇』を読んで」でもかまいません。

高学年になったら、感想文でいちばん伝えたいことを短い言葉にして題名にすると、印象に残ります。

まとめ:小学生の読書感想文は学年に合わせて一歩ずつ

まとめ:小学生の読書感想文は学年に合わせて一歩ずつ

小学生の読書感想文の書き方を振り返ります。

学年 字数の目安 書くこと
低学年(1・2年) 800字以内 好きな場面と、そのときの気持ち
中学年(3・4年) 1,200字以内 理由+自分だったら・似たこと
高学年(5・6年) 1,200字以内 賛成・反対の意見、考えの変化

小学生の感想文は、上手な文章より、自分の気持ちが自分の言葉で書かれていることが大切です。

親は質問役になって、子どもの「好き」と「なぜ」を一緒に見つけてあげてください。

学年別の字数や本選びのまとめは読書感想文の書き方まとめ|学年別の字数・構成・本の選び方もあわせてどうぞ。

次に読む:読書感想文の中学生向け例文|『走れメロス』で見る5枚の構成と書き出し

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