PR

読書感想文で中学生が書きやすい本|感想が出しやすい作品の選び方

読書感想文で中学生が書きやすい本|感想が出しやすい作品の選び方 読書感想文の書き方・おすすめ本
記事内に広告が含まれています。

読書感想文のために本を読んだのに、いざ書こうとすると何も感想が出てこない、中学生でも書きやすい本ってどんな本なのか知りたい、と思っていませんか?

この記事では、中学生が読書感想文を書きやすい本の特徴と、感想が出しやすい作品を、短く読める名作、自分と重ねやすい物語、意見が書きやすい本に分けて紹介します。

読み終えるころには、「書きやすい本」を自分で見分けられるようになり、読み終えたあとすぐに感想文の材料を集められる一冊を選べます。

  1. 読書感想文で中学生が書きやすい本は「葛藤がある・短い・自分と重なる」
  2. 中学生が読書感想文を書きやすい本の見分け方
    1. 登場人物が迷う場面がある
    2. 最後まで読み切れる長さ
    3. 主人公と自分に共通点がある
    4. 読み終えて「なぜ?」が残る
  3. 短く読める名作|読書感想文が書きやすい本
    1. 『蜘蛛の糸・杜子春』芥川龍之介(新潮文庫)
    2. 『走れメロス』太宰治(新潮文庫)
  4. 自分と重ねやすい物語|中学生の読書感想文向け
    1. 『カラフル』森絵都(文春文庫)
    2. 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ(新潮文庫)
  5. 意見が書きやすい本|考えるきっかけになる作品
    1. 『14歳からの哲学 考えるための教科書』池田晶子(トランスビュー)
    2. 『星の王子さま』サン=テグジュペリ(岩波少年文庫、内藤濯訳)
  6. 書きやすい本を選んだら、読みながらやること
    1. 迷う場面に付箋を貼る
    2. 読み終えたら3つの質問に答える
  7. よくある質問
    1. 中学生が読書感想文を書きやすい本の特徴は?
    2. 短い本で書いても評価は下がらない?
    3. 書きやすい本を読んだのに感想が出てこないときは?
    4. 短編集の中の一編だけで書いてもいい?
    5. ノンフィクションでも書きやすい?
    6. コンクールに応募するときの注意は?
  8. まとめ:書きやすい本は「迷う場面」で選ぶ

読書感想文で中学生が書きやすい本は「葛藤がある・短い・自分と重なる」

読書感想文で中学生が書きやすい本は「葛藤がある・短い・自分と重なる」

中学生が読書感想文を書きやすい本は、登場人物が迷ったり悩んだりする場面(葛藤)がはっきりあり、最後まで読み切れる長さで、自分の生活と重ねられる本です。

感想文の中心は、「登場人物の選択について自分はどう考えるか」です。

登場人物が迷う場面がある本なら、「自分ならどうするか」を考えるだけで、感想文の中心ができあがります。

反対に、出来事が次々に起こるだけの本や、登場人物が迷わない本は、読んでいて楽しくても、感想文にすると書くことが見つかりにくい傾向があります。

この記事で紹介する本は、出版社のサイトと書店・書誌サイトで書名・著者・出版社を確かめた作品です。

書きやすい本の見分け方
書きやすい本の見分け方

中学生が読書感想文を書きやすい本の見分け方

中学生が読書感想文を書きやすい本の見分け方

本を選ぶ前に、次の4つのチェックをしてみてください。

登場人物が迷う場面がある

「どちらを選ぶか」「言うか言わないか」で登場人物が迷う場面は、感想文でいちばん書きやすいところです。

自分ならどちらを選ぶかを考えれば、自然に意見が書けます。

最後まで読み切れる長さ

読書感想文は、最後まで読んでこそ書けるものです。

読むのが得意でない人は、短編や200ページ前後の本を選びましょう。

主人公と自分に共通点がある

年齢、悩み、家族や友だちとの関係など、主人公と自分に共通点がある本は、体験を書き加えやすくなります。

読み終えて「なぜ?」が残る

結末に納得できない、登場人物の行動が理解できない、と感じる本は、その「なぜ?」をそのまま感想文のテーマにできます。

短く読める名作|読書感想文が書きやすい本

短く読める名作|読書感想文が書きやすい本

時間がない人や、読むのが苦手な人でも読み切りやすい名作です。

『蜘蛛の糸・杜子春』芥川龍之介(新潮文庫)

地獄に落ちたカンダタに一本の蜘蛛の糸が下りてくる『蜘蛛の糸』、仙人になろうとした若者の試練を描いた『杜子春』、少年の冒険と帰り道の心細さを描いた『トロッコ』などの短編を収めた一冊です。

どの話も短く、登場人物が迷ったり選んだりする場面がはっきりしているので、一編だけ選んで感想文を書けます。

『走れメロス』太宰治(新潮文庫)

親友を人質に残し、約束の日没までに戻ろうと走るメロスの物語を収めた短編集です。

途中でメロスが一度あきらめかける場面があり、「約束を守るとは」「人を信じるとは」について自分の考えを書きやすい作品です。

『走れメロス』を題材にした5枚の例文は読書感想文の中学生向け例文|『走れメロス』で見る5枚の構成と書き出しで紹介しています。

あわせて読みたい:読書感想文の書き方【小学生・4年生】|1,200字の例文と書き出しのコツ

自分と重ねやすい物語|中学生の読書感想文向け

自分と重ねやすい物語|中学生の読書感想文向け

中学生の悩みや学校生活が描かれていて、自分の体験を書き加えやすい本です。

『カラフル』森絵都(文春文庫)

生前の罪によって輪廻のサイクルから外された「ぼく」の魂が、自殺を図った中学生・真の体に入り、真として暮らしながら自分の罪を思い出そうとする物語です。

家族や友だちの見え方が変わっていく過程を、自分の周りの人との関係と比べて書けます。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ(新潮文庫)

イギリスで暮らす著者が、元底辺中学校に通う息子の日常を通して、差別や多様性の問題を描いたノンフィクションです。

中学生の息子が出会う出来事を、自分の学校での出来事と比べて考えられます。

中学生が書きやすい本
中学生が書きやすい本

意見が書きやすい本|考えるきっかけになる作品

意見が書きやすい本|考えるきっかけになる作品

物語よりも、自分の意見を書くほうが得意な人に向いた本です。

『14歳からの哲学 考えるための教科書』池田晶子(トランスビュー)

言葉、自分、死、友情、社会など30のテーマについて、身近な言葉で考え方を示した本です。

気になるテーマを一つ選び、筆者の考えに賛成か反対かを書けば、それだけで感想文の柱ができます。

『星の王子さま』サン=テグジュペリ(岩波少年文庫、内藤濯訳)

砂漠に不時着した飛行士と、小さな星からやってきた王子さまの出会いを描いた物語です。

王子さまが出会うおかしな大人たちについて、「自分はどんな大人になりたいか」を考えながら書けます。

意見を書く本を選んだときは、本の内容をまとめるだけで終わらせず、「わたしは〜と考える、なぜなら〜」という形で自分の意見と理由を必ず書きましょう。

書きやすい本を選んだら、読みながらやること

書きやすい本を選んだら、読みながらやること

書きやすい本を選んでも、読みっぱなしでは感想文は書けません。

迷う場面に付箋を貼る

登場人物が迷ったり、選んだりした場面に付箋を貼り、「自分なら?」を一言メモしておきます。

読み終えたら3つの質問に答える

「いちばん心に残った場面は?」「なぜ?」「似た経験は?」の3つに答えておけば、感想文の材料がそろいます。

本を読み終えた当日のうちにメモを作っておくと、感想を忘れずに書き始められます。

中学生の感想文の書き方は読書感想文の書き方【中学生】|原稿用紙5枚の構成と簡単に書くコツ、学年別のおすすめ本は読書感想文のおすすめの本【中学生】|学年別の名作と課題図書で紹介しています。

書きやすい本を読みながらやること
書きやすい本を読みながらやること

よくある質問

よくある質問

中学生が読書感想文を書きやすい本の特徴は?

登場人物が迷う場面がはっきりあり、最後まで読み切れる長さで、主人公と自分に共通点がある本です。

読み終えて「なぜ?」が残る本も、その疑問をテーマにできるので書きやすくなります。

短い本で書いても評価は下がらない?

本の長さで感想文の評価が決まるわけではありません。

短い本でも、心に残った場面について自分の考えを深く書ければ、読みごたえのある感想文になります。

書きやすい本を読んだのに感想が出てこないときは?

「いちばん心に残った場面は?」「なぜ?」「自分ならどうする?」と、自分に質問してメモを作ってみましょう。

家族や友だちに本の話をして、質問してもらうのも効果的です。

短編集の中の一編だけで書いてもいい?

一編だけを選んで書いてかまいません。

題名には「『蜘蛛の糸』を読んで」のように、選んだ作品名を書くと分かりやすくなります。

ノンフィクションでも書きやすい?

ノンフィクションは、実際の出来事について自分の意見を書けるので、物語より書きやすいと感じる人もいます。

筆者の考えに賛成か反対かをはっきりさせて書いてみてください。

コンクールに応募するときの注意は?

青少年読書感想文全国コンクールの中学校の部は2,000字以内で、学校を通じて応募します。

自由読書では教科書や雑誌、課題図書などは対象外とされているので、応募要項を確認してください。

まとめ:書きやすい本は「迷う場面」で選ぶ

まとめ:書きやすい本は「迷う場面」で選ぶ

中学生が読書感想文を書きやすい本を振り返ります。

タイプ 本
短く読める名作 蜘蛛の糸・杜子春(芥川龍之介)/走れメロス(太宰治)
自分と重ねやすい物語 カラフル(森絵都)/ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)
意見が書きやすい本 14歳からの哲学(池田晶子)/星の王子さま(サン=テグジュペリ)

書きやすい本とは、読み終えたあとに「自分ならどうする?」と考えたくなる本です。

迷う場面のある一冊を選んで、読みながらメモを残してみてください。

次に読む:読書感想文の書き方【小学生1年生・2年生】|親の手伝い方と例文
読書感想文の書き方|構成・書き出し・原稿用紙のルールを5ステップで

タイトルとURLをコピーしました